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2017年8月10日木曜日

蔵前へ

こんにちは、加藤です。
最近は少し涼しかったり、急に雨が降ったりと変わりやすい天気ですね。
台風の影響も心配です。
皆様もどうかお気をつけください。

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さて先日、ロケハンのために蔵前に行ってきました。
生まれも育ちも、両国の私。
隅田川を望む蔵前は同じ下町。なんとなく身近な街でした。

……が!
スカイツリーの影響もあってか、
蔵前がどんどんお洒落な街に変化していてびっくり!!


人気の和食屋さんや、


海外からの観光客向けのホテル。
ここは一階がカフェになっていました。
絵になります!


こちらはオリジナルのノートが作れると話題の文具店「カキモリ」。


ノートを作っている様子が外から見えるようになっていました。
そして、スカイツリーと隅田川を眺めながらご飯が食べられるカフェ
「Cielo y Rio(シエロ イ リオ)」。



景色も最高でした!


そして、昔ながらのビルも健在です。
台東区でもっとも古い建物「タイガービル」。


1934年に作られ、東京大空襲でも焼失せずに残ったという
歴史のある建物です。
こういった建物もたくさん残っているのが、蔵前のいいところですね。

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ここ蔵前で撮影するのはもう少し先。
どの先生が登場するのか、10月号をお楽しみに!

ではまた次回。

甘口の取材に行ってきました


こんにちは、松本です。

昨日は、「甘口」の取材で、山の上ホテルに行ってきました。
今回は、11月号のゲスト:小宮悦子さん。

「ニュースステーション」では久米宏さんと並び、番組を支えてきました。

その裏話や、本当はキャスター志望ではなく、コピーライターを目指していた。
女性で第一線で活躍してきた立場として、今の政治の在り方への疑念。
松尾芭蕉の句はモダンである。
……など、興味深いお話が盛りだくさんでした。

佐高先生とも、ニュースステーション時代に一緒に出ていたこともあり、
お話が盛り上がる盛り上がる!

お忙しい中、また猛暑の中ありがとうございました。

掲載は、11月号(10月25日発売)分ですので、どうぞお楽しみに!!






2017年7月31日月曜日

語らずして語る俳句



















 

芥川龍之介佛大暑かな    久保田万太郎

 

 

7月(の後半)になると、この句を思い出す。

うまく言えないが、この句を呟くと、

 

暑い…。

 

と思う気持が不思議と湧いてくる。

 

この句はご承知の通り、芥川龍之介が自殺した時の、万太郎の弔句である。

万太郎と龍之介は同じ下町の生まれで、両国高校の先輩、後輩だった。

 

「大暑」という言葉がこんなに効果的な俳句を他には知らない。

この句は、「芥川龍之介佛」と「大暑」の取り合わせだけの句である。

普通なら、もう少し「悼む」気持をしゃべりたくなるものだが、そんなことは一切言っていない。

言っていないのに、芥川を悼む気持がひしひしと伝わってくる。

龍之介と万太郎は、俳句を見せ合ったりした仲だったから、天国の龍之介も「見事!」と思ったのではないか。

 

同じように何も感傷や説明を何も述べず、悼みの気持を述べた句がある。

 

鎌倉右大臣実朝の忌なりけり    尾崎迷堂

 

 

「実朝」とは、鎌倉幕府三代将軍・源実朝である。

頼朝の子で、二代目将軍・頼家の遺児・公暁に、鎌倉鶴岡八幡宮で暗殺された。

芭蕉や子規も認める、優れた歌人で、その歌風は「万葉調」と呼ばれ、今も人気が高い。

(私も大好きである。)

春の大雪が降る日で、鶴岡八幡で行われた右大臣就任儀式の途中であった。

 

この句も、何にも言っていない。

ただ、「鎌倉右大臣」という言葉だけが添えられているだけだ。

親の頼朝は「右中将」だった。

「右大臣」は当時、源氏の武家としては最高の出世であった。

この上位には「太政大臣」と「左大臣」しかいない。

ただ、厳密に言えば、政治はすでに鎌倉幕府が執り行い、京都の朝廷が授かる位階などは、すでにあまり大きな効果はなかった。

 

この句は、「鎌倉」もいいが、きっと「右大臣」がいいのだ。

「太政大臣」「左大臣」では位階を極めすぎている。

句が華やかになってしまう。

太政大臣は常設ではなく、ふだんは左大臣が最高位であるから、太政大臣、左大臣では位階を極めすぎて華やかになってしまうのである。

 

この「途中」というところに、実朝の悲劇性が感じられるのである。

また、すでに、政治の実権は源氏将軍には無く、北条政子や、執権の北条家が握っていた、ということを考えれば、そこに「悲しみ」も出るだろう。

もちろん「暗殺」ということも念頭に置けば、なおさら「悲しさ」が湧く。

 

しかし、俳句はただただ味わうものである。

そういうことを考えたりしなくても、この句を呟くだけで、なにかしらの「かなしび」は湧いてこないだろうか?

万太郎の句と同様、俳句は語らずして語ることが出来る。

そのお手本のような二句である。

2017年7月21日金曜日

暑中お見舞い申し上げます

いやあ~~暑いですね、、、
体調を崩されてはいませんか?



高校時代、熱血な先生に
「暑いって言うから暑いんだ!『暑い』は禁句!」と怒鳴られ
それでも「暑い」と言いそうになり「あっ…たか~~い!」と
言い直していた、しょうもない記憶が蜃気楼のように蘇ってきました、、、


通勤時、駅から編集部までの道のりだけで汗ダラダラな毎日です。
皆様も、ちょっと外に出るだけと油断せず、帽子や日傘で直射日光を避けて
水分をしっかりとってくださいね。
室内にいるときも、ですね!





さて先月 募集を開始してから続々と応募作品が届いております
光明兼光本店 Tekizami 全国俳句大会」。
豪華選者~有馬朗人「天為」主宰、坪内稔典「船団」代表、中村猛虎「亜流里」代表~が
みなさまの句をお待ちしています!

締切は8月31日(木)必着です。
詳しくは先月のブログ、またはそろそろ発売の俳句界8月号(P.275)をご覧くださいね。

光明兼光本店 Tekizami 全国俳句大会の応募用紙は
「俳句界」7月号、8月号、9月号の巻末についています!
応募用紙のコピーは不可ですのでお気をつけくださいね。






また8月号では、年末の大特集に向けてのアンケートも募集しています。
平成が終わろうとする今、「あなたが選ぶ平成の名句」(仮)と題して
平成に活躍した俳人を振り返ります。

みなさまの声とともに、12月号の特集を創り上げていきたいと思っています。
ぜひぜひ、ご協力くださいね。
締切は9月15日(金)消印有効。
詳しくは8月号(P.274)をご覧ください。



8月号は夏らしい表紙絵が目印です。(画/本誌:小﨑 侃、別冊:長尾 眞)
ではでは暑さ厳しき折、ご自愛くださいませ!

2017年7月14日金曜日

取材日記

加藤です。
知らない人とエレベーターで一緒になると思わず「暑いですね」と
話しかけたくなる季節になってきました。
日傘をさすのが何となく自分のキャラクターに合わない気がして、
これまでさしていなかったのですが、さすがに直射日光で倒れそうになるので
来週から日傘女子になろうと思っています。

さて、一週間ローテーションでブログを書くようになったので、
その間、取材でいろいろなところに行ってきました。
いつも先生方からいろいろな話を聞いて、勉強になります。

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6月16日(金)には、「麦」前会長の綾野南志先生の卒寿を祝う会へ
行ってきました。詳細はぜひ8月号のNEWSをご覧ください。


綾野南志前主宰と、奥様の道江さんです。
お二人の息の合った挨拶がとても素敵で、こんな夫婦になりたいと
心が温かくなりました。


卒寿を迎えた南志先生に、奥様からメッセージが。


「麦」の温かい雰囲気が伝わってくる会でした。


新会長に就任された、対馬康子先生。
爽やかな色のお着物がとても素敵でした。

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8月号「私の一冊」の抜井諒一さんのグラビア撮影へ。
場所は東京、八丁堀です。


遠いので分かりにくいと思いますが…奥に見えるのはスカイツリー。
この場所は、観光客がよく撮影するスポットなのだそう。


目を開けるのもつらいほど暑い日でした。
抜井さんはなんと身長180センチ!
きっと私より暑かったと思います。

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9月号「私の一冊」の撮影で、今度は埼玉県川口市へ。
山本健吉評論賞を受賞された、松苗秀隆先生の撮影です。


かつて吉永小百合さんが主人公の「キューポラのある街」という映画がありました。
キューポラとは鉄の溶解炉のこと。
川口は、鋳物の街なのです。


川口駅西口の公園には、鉄のオブジェや像がたくさんありました。

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それぞれ、ぜひ本誌の記事を読んでください。
それではまた!

2017年7月11日火曜日

次の甘口のゲストは…

こんにちは、松本です。
日が空いてしまってすみません。

先月末は、毎月恒例の佐高信対談に取材に行ってきました。
今回のゲストは、ジャーナリストの大谷昭宏さん。
すでに出て頂いたとばかり思っていましたが、今回が初めてでした。

お話はもちろん、今の政治の在り方を中心に展開。
お二人は、生まれが1945年。
出生者より死者が多かった唯一の年です。
そんな終戦の年生まれとして、先輩から次代へバトンを渡す重要な年代だと位置づけておられます。
「あの世で先輩に、何をやっていたんだ」と怒られないようにしたい、と大谷さん。

とても印象的な言葉の数々でした。ぜひご覧ください。





















お忙しい中時間を作って頂き、ありがとうございました。
9月号掲載ですので、お楽しみに!

2017年6月30日金曜日

諏訪湖へ行ってきました。



















6月は忙しかった。
出張としては長野県諏訪へ出かけた。
「夏爐」700号祝賀会である。

「夏爐」は戦前の創刊である。
関東、関西以外ではなかなかない。
会場は諏訪湖近辺。
いつ来てもここはいい。




2017年6月23日金曜日

光明兼光本店全国俳句大会 募集開始です!

こんばんは、遠藤です。

「俳句界」7月号が、いよいよ明日発売です!
定期購読されている方は、お手元に届いた頃でしょうか?

特集は 加藤楸邨、カラーグラビアでお届けする楸邨居は見ものです!
また 俳誌「群青」の挑戦 では、様々な世代を惹きつけ、
活気あふれる「群青」の魅力に迫りました。




ぜひご覧ください。

書店にない場合は、お電話やウェブサイトからのご注文も承ります。
「俳句界」編集部 TEL:03-5292-9188
ウェブサイト:http://www.bungak.com/contact/





また、この7月号から、光明兼光本店 Tekizami 全国俳句大会
作品募集がスタートしました。

俳句ボトルTekizamiを姫路で制作する光明兼光本店さまが主催する今大会。
優秀作品は、お酒のボトルに刻印してプレゼントいたします。


選者は  有馬朗人「天為」主宰、坪内稔典「船団」代表、
地元姫路の「亜流里」句会代表の中村猛虎氏です!



・募集作品   3句1組…少なくとも1句は「酒」をテーマにした句
        季節不問、未発表句に限る 
       (選考は「酒」をテーマにした句・自由題にかかわらず行います)

・投句料     無料 

・応募方法   「俳句界」誌上の応募用紙に必要事項を記入し、封筒に入れて郵送
        ※応募用紙のコピー不可

・投句締切    2017年8月31日(木) 必着

・賞       大賞…賞状、フルカラー彫刻シャンパンマグナムボトル
         優秀賞…賞状、フルカラー彫刻ワインボトル  ほか

・発表      月刊「俳句界」2017年12月号誌上(予定)    

・投句先    〒169-0075 新宿区高田馬場2-1-2-8F
        株式会社 文學の森 「光明兼光本店俳句大会」係

→詳しくは、7月号P.293をご覧ください。




第8回   北斗賞(6月30日〆 当日消印有効)
第19回 山本健吉評論賞(8月31日〆 当日消印有効)
も、現在募集中です!

詳細は文學の森ウェブサイトをご覧ください
http://www.bungak.com/service/oubo.php



それではまた次回(^^)

2017年6月13日火曜日

梅雨入り

こんにちは。
加藤です。

「関東が梅雨入りしたわりには、今年は雨が降らないな」と
思っていたら、今日は朝から雨が降ったり止んだり。
急に肌寒くなってきました。

さて、わたくしごとですが先日引っ越しをしました。
最寄りの駅までが少し遠いので、朝は早めに家を出て、
最短ルートを探しながら歩いています。

初めて見る景色はとても新鮮で、ついつい知らない小路に入ってしまいます。
これから、それぞれの季節で違った景色が見られると思うと
とても楽しみです。

今朝は、雨のおかげでこんな写真が撮れました。


雨に濡れている姿が本当に綺麗です。
これは額紫陽花(がくあじさい)。
小さな花の周りに、萼(ガク)の変化した装飾花があります。
萼紫陽花、ではなく額紫陽花という理由は、縁にある装飾花を「額縁」に
見立てたからだそう。
面白いですね。

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紫陽花や藪を小庭の別座敷   松尾芭蕉


紫陽花や 昨日の誠 今日の噓  正岡子規


雨ほつりほつり四葩もほつり咲き  林 翔


夏至なるに紫陽花の色極まらず    相生垣瓜人


四葩切るをとこの手許大胆に    三橋鷹女

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このブログを読んでいる、40歳以下のかた!
「第8回   北斗賞募集!!」締め切りが迫っています!

●選考委員
横澤放川先生
鳥居真里子先生
山本素竹先生

●応募要項
・条件   既作・新作・未発表作を問わず、自作150句
・応募資格 年齢40歳以下の方(※締切日時点)
・応募料  無料
・締切   平成29年6月30日(金)(消印有効、郵送のみ受付)
・発表   平成30年1月号誌上にて(予定)

●原稿の書き方
400字詰原稿用紙使用。
1枚目の右半分に題、左半分に以下プロフィールを記載のこと(作品は2枚目以降に)。
①作者名(俳号と本名)・ふりがな 
②郵便番号・住所・電話番号
③生年月日・年齢・性別 
④所属結社名(ない場合は無所属と明記)

【応募先】〒169-0075 東京都新宿区高田馬場2-1-2-8F
    株式会社文學の森 「第8回北斗賞」係
※封筒の表に「北斗賞応募作品」と朱書してください。
※応募後の原稿の訂正・返却、選考結果の問い合わせには応じられません。

受賞作は文學の森にて句集出版します!

▼歴代受賞者▼
川越歌澄   堀本裕樹   髙勢祥子   涼野海音 藤井あかり   抜井諒一 西村麒麟


ではまた次回!

2017年6月12日月曜日

過去の取材最多数を更新!

こんにちは、松本です。
本当は、先週の当番だったのですが、すっかり抜けていました。
校正まっただ中だったので……(言い訳です)。

5月もあっという間に過ぎ去ってしまい、梅雨になりましたね。

私は、5月は過去最多と言っていいくらい、たくさんの取材に行かせていただきました。



まず7日は、山本つぼみ「阿夫利嶺」主宰の句碑建立&「阿夫利嶺」20周年祝賀会へ。

句碑は、町田の青柳寺に建立されました。青柳寺は、師である八幡城太郎の生家で、住職も務められていたところ。山本主宰も生活をしていた場所であり、深い縁のある地に刻まれました。






















依知といふ沃野はろけし夕焼雲   つぼみ

「依知」とは、今は合併により失われてしまった地名のこと。記憶に残っている郷里を刻んでおきたかったと語られていました。望郷の思いが籠められた句です。

















青柳寺は、文人や俳人の句碑が多く、石川桂郎、眞鍋呉夫のお墓も並んであります。
一番左の石は、桂郎句碑〈夕蛙どの畦のどこ曲らうか〉。
除幕式に、句碑の探索、そして祝賀会と、とても充実した時間を過させていただきました。


11日は、角川春樹先生のグラビア撮影を、靖国神社にて行いました。
こちらは、メディア掲載に許可が必要ですので、写真は誌面でご確認ください。
静寂と偉容のある、素敵なお写真が撮れました。


15日は、文學の森各賞贈賞式
なんと、急に前半の司会をすることになり、朝から大慌てでした。受賞者のみなさんの晴れ舞台に、無様な司会はできないので、発声練習をしたりしていました。「もっとゆっくりの方がいいです!」と加藤さんから教えていただいたり(ありがたい…)。
とりあえず、声が震えていなかったのだけが救いでした。












始まる前の会場の風景。


22日は、「甘口でコンニチハ!」。ゲストは、演歌歌手の清水まり子さん。




















さすがは演歌歌手。お声が通ってきれいでした。清水さんのご主人が、佐高先生の元担当編集者だったということで、裏話に花が咲いていました。
こちらは8月号掲載ですので、お楽しみに!



そして、27日は「第13回彩の国秩父俳句大会」にお邪魔させていただきました。
実は、秩父に行くのは初めてで、レッドアロー号に乗るのも初めて。
しかし、電車の中で当日投句の「席題」が発表され、景色を楽しむ余裕も無くひねっていました。
(残念ながら、一点も入らなかったことをご報告しておきます…)

大会は、事前投句の部の発表があり、埼玉県知事、教育委員会教育長もご挨拶なさっていました。
当日投句の部では、私も先生方の末席に加えていただき、選句と選評を述べさせていただきました。













当日参加の選者の皆様。




いろいろと勉強になった五月でした!!

取材でかかわった皆様、ありがとうございました。