このブログを検索

2016年12月8日木曜日

明日は何の日?

おはようございます。
加藤です。

明日、12月9日は夏目漱石が亡くなった日。
そして今年2016年は没後100年の記念の年です。



漱石といえば、俳句の世界では
正岡子規の学生時代からの友人として有名。

落語と漢詩という共通の趣味で意気投合した二人。(私も一緒!)
試験を受けずに実家に戻った子規に
「このままでは落第してしまうよ」と心配して手紙を書いてくれた漱石。
二人の書簡から、その仲の良さがうかがえます。

現在「俳句界」にて連載中の「陣中日記」で、
子規が新聞「日本」の従軍記者として中国へ渡ったときのことが
描かれています。
帰国途中で喀血し、神戸の病院で療養した子規はそのあと、
愛媛・松山の中学校で教鞭をとっていた漱石の下宿(愚陀仏庵)へ転がり込んでいます。


 漱石寓居の一間を借りて
桔梗活けてしばらく仮の書斎哉  子規


毎日のように句会を開き、漱石と子規は道後温泉や松山周辺の地を
歩き回ったといいます。

子規がつらかったとき、心から頼れる友人が漱石だったのですね。


漱石は1916年(大正5年)12月9日、
家族や友人、弟子たちに見守られ、49歳で亡くなりました。
五度の胃潰瘍、糖尿病にも苦しめられ、『明暗』の執筆途中でした。

亡くなったのは
東京都新宿区早稲田南町にあった「漱石山房」と言われる自宅。


来年の9月、その跡地に「新宿区立漱石山房記念館」が建つそうで、
「俳句界」編集部のある高田馬場からも近いので、
必ず行こうと思っています。


早稲田の夜急にしぐれぬ漱石忌     松根東洋城

うつしゑのうすきあばたや漱石忌   日野草城


ではまた来週。

0 件のコメント:

コメントを投稿