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2016年12月15日木曜日

大切な「声」

木曜担当の加藤です。

編集者になってみて、読者側にいた時とあきらかに違う気持ちで
手に取るようになったものがあります。

それは「読者アンケート」です。




どこの編集部でも同じだと思いますが、
「俳句界」編集部でも、アンケートが届くとすぐに全員が目を通します。

「ここがよかった」「こうするべきでは」「こんな企画をやってほしい」……
読者の皆さんの大切な声は、編集部に確実に届いています。

自分の担当した企画に感想をもらえると、たった一行でも
「やってよかった!」と思えます。
それがお叱りの言葉でも、読んでくれている人がいる、と実感できて
嬉しいものなのです。
(もちろん褒めていただくほうが嬉しいですが……)

11月号で担当した「葛飾応為の世界」は、アンケートでたくさんの感想をいただき、
毎日郵便物をチェックするのが楽しみでした。
ありがとうございました!

実はこのページを作っている途中、
掲載したかったのにできなかった情報があります。

東京都墨田区に、構想30年をかけ、ようやく「すみだ北斎美術館」がオープンしたのです。


北斎の作品はもちろん、11月号にも掲載した「北斎阿栄居宅図」の精巧な模型も
飾られているとか。

葛飾応為の作品があるかどうかは分かりませんが、
北斎とともに筆をはしらせた作品が海外や日本から集まってきている
「すみだ北斎美術館」。

両国生まれの私としては、本所生まれの北斎はご近所さんのようなもの!

ということでぜひ皆さんも足を運んでみてください。



ではまた来週!

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