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2016年6月9日木曜日

初夏の秩父へ

木曜担当の加藤です。

少し前のことになりますが、5月28日(土)に秩父へ取材に行ってきました。
7月号(6月25日発売)に掲載する、彩の国秩父俳句大会の取材です。

彩の国秩父俳句大会は
今年、創立75周年を迎える「紫」の山﨑十生先生が中心となって
毎年秩父で開催している俳句大会です。
当日の朝、山﨑先生と、講師の岩淵喜代子先生と三人で、レッドアロー号に乗って秩父へ。

レッドアロー号は窓が大きく、
有名な武甲山が窓一杯に見えたときは感動!



それなのに写真がないんです(上の写真は借りものなので春の武甲山)。

実は途中で、当日投句の席題句が発表され、私も一句詠むことになり
季寄せを握りしめて、必死に句を考えていたので
写真を撮る余裕がまったくありませんでした(編集者として失格ですね…)。



大会会場は、なんと秩父神社の参集殿。

会場の裏が神社だったので、大会前に山﨑先生に連れていっていただきました。




爽やかな五月の風の中、ちょうど結婚式が行われていて、
それはそれは素敵な光景でした。

秩父神社は、約2000年の歴史がある神社。
あの「秩父夜祭」でも大変有名です。




江戸時代初期の有名な彫刻職人、左甚五郎の作と言われている彫り物があり、
「こ、これはブログに!」と慌てて写真を撮ってきました。


これは「三猿」。
三猿といえば、日光東照宮の「見ざる言わざる聞かざる」が有名ですが、
ここ秩父神社の三猿は
目を見開き、耳をすませて、何かを話している」猿なんです。



同じ徳川ゆかりの神社ですが、変わっていて面白いと思いました。
情報が溢れる現代では、
「自分の目でよく見て、自分の耳で聞いて判断し、それを伝える」、
この秩父神社の三猿がふさわしいのかもしれません。


それではまた来週。



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