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2016年1月20日水曜日

佐高信の「甘口でコンニチハ!」取材

「俳句界」スタッフの松本です。こんにちは。

今日……ではなく、18日の大雪の日ですが、対談企画の「佐高信の甘口でコンニチハ!」の取材に行ってきました。
こんな大雪にもかかわらずお越し下さったゲストは、文芸評論家の斎藤美奈子さん。
(『紅一点論』『文章読本さん江』『文壇アイドル論』『本の本』など、著書多数。東京新聞で「本音のコラム」を連載中)

佐高さん斎藤さんは、遠慮なくお互いに批評し合うことが出来る関係であるためか、「ゲストをお迎えして……」というより、戦友とお話している感じがしました。

内容は、4月号(3月25日発売)に掲載されますので、お楽しみに!
ばすばすと切りあう二人の軽妙なやり取りが面白かったので、それが存分に生かせるようまとめたいと思います。




また、新刊をいただいてしまいました(ありがとうございます!)。

『名作うしろ読み』(中公文庫)
「文豪は『お尻』に命を懸けた!」の帯にどきっとしますが、誰もが知る「初めの一文」ではなく、「ラストの一文」から作品を読んでいこう、という内容です(「お尻好き」の文豪の話ではありません)。

確かに、最初の一文を覚えていても、ラストの一文って、あまりどころかほとんど覚えていない。
掲載の中で覚えていたのは、『赤毛のアン』くらいでした。

「人にして人を毛嫌いするなかれ。」

『学問のすゝめ』のラストです。
斎藤さんは、最初の一文(「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らずと言えり」)よりはるかに汎用性が高く、「使える」言葉だとしたためています。
現代の「人間関係に悩む若者にはぜひ一言」と。

二月には『名作うしろ読みプレミアム』も発行するそうです。
何が「プレミアム」なのか気になるところです。



最後にお二人の写真をぱちり。
(素人写真なのはご容赦ください……)

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